調査季報総目次179号〜180号 ●第179号〈2017年2月〉 特集 男女共同参画によって実現する女性活躍社会 日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市・横浜の実現に向けて − 林文子 〈コラム〉横浜発で女性活躍の実現のスピードを上げよう! − 村木厚子 1 女性活躍を進める各国の動向と日本の現状 @世界経済の視点で考える『女性活躍』の論点  〜「Women-20 (W20)」(2016年5月・西安)参加レポートから〜 − 大崎麻子 A座談会:女性活躍によって目指す都市と社会の姿  − 江原由美子、菊嶋秀生、山下文江、田邉恵子、小賀野敏子 2 横浜市におけるこれまでの女性の社会進出と男女共同参画の取組 @座談会:女性の社会経済的自立から男女共同参画に向けた取組  − 宮坂洋子、有馬真喜子、納米恵美子、常光明子 Aインタビュー:女性が自由に呼吸できる街・横浜 〜開港から現代までの女性のまちづくり  − 嶋田昌子、常光明子、関口昌幸 B地域社会における女性活躍を考える〜横浜郊外における主婦による地域活動の軌跡から − 編集部 3 超高齢・人口減少社会における新しい働き方と地域経済の担い手としての女性 − 編集部 〈コラム〉女性委員会活動を通じた女性活躍推進への取組 − 内田直克 〈コラム〉女性活躍 私たちの場合・・・ − 藤田香 〈コラム〉「働き方改革などを通じた女性活躍推進の取組」 〜育児も仕事もやりたいこともかなえる「ハタ楽(働く)」方法 − 甲田恵子 〈コラム〉女性が輝くカギは、お父さんの子育て文化 〜ワークライフプランナーを目指すダッドウェイ − 日丸邦彦 〈コラム〉「こまちカフェ」の実践を通した働き方、創造的な場づくり − 森祐美子 4 女性の暮らしを支えるセーフティネット 〜自立支援の視点から − 東恵子 @困難を抱える女性への支援〜自立支援の視点から − 森兼亜紀子、八木慶子 〈コラム〉困難を抱える女性への支援〜「予防」の視点からの取組 − 山本弘庫 A横浜における女性の就労支援の取組1988-2016 〜自立支援の視点から − 納米恵美子、小園弥生 5 男女が共に活躍できる都市・横浜を目指して @座談会:若者が考える「男女が共に活躍できる都市・横浜」  − 上田麗美、関山愛華、野々村朋子、西川夏美、千葉つぐみ A座談会:子育て世代が考える「男女が共に活躍できる都市・横浜」 − 相原朋子、所田綾子、神野由紀子、河口綾乃 〈コラム〉調査季報179号から考えるこれからの「男女共同参画社会」 − 佐藤響子 総目次 ●180号〈2017年3月〉 特集 震災に対する横浜の備え 1 はじめに 〜特集のねらい〜 − 編集部 2 対談:震災に対する備え 〜自助、共助の観点から − 大木聖子、立花正人 3 東日本大震災以降の横浜の取組 @危機管理アンケート調査結果について − 小森勤 A横浜市防災計画「震災対策編」の修正について − 和知治 4 自助・共助・公助に関する取組 〜市民の防災力向上に向けて @防災啓発パンフレットの作成・配布 − 小森勤 A横浜市民防災センターにおける自助・共助の普及啓発 〜楽しく学んで しっかり備える〜  − 宮川淳一 B住宅の耐震化を促進するための取組と今後の展開 − 雨宮寿親 C横浜市の地震火災対策 〜燃えにくいまち・燃え広がらないまちへ〜 − 森隆行 〈コラム〉地震による火災はこれで防ごう 〜感震ブレーカー〜 − 亀若智洋 〈コラム〉防災分野での国際協力 〜フィリピン・イロイロ市での取組から〜 − 川口ルリ子 5 自助・共助・公助に関する取組〜来街者、帰宅困難者に対する備え 横浜市の帰宅困難者対策 − 日比野徹、安井豪 6 自助・共助・公助に関する取組〜福祉、医療に関する備え @地域ぐるみで災害対策 〜災害時要援護者支援の取組〜 − 角皆奈央子 A災害医療体制の強化 − 吉元景 7 自助・共助・公助に関する取組 〜地域での活動 @地域防災拠点運営委員会への支援 − 瀬下英祐  単位町内会、連合町内会等共助にかかる組織への支援 − 花塚公祐 A自助・共助の取組を進めている地域の方に伺う 〜平安町町会 〜一本松まちづくり協議会 グランフォーレ戸塚ヒルブリーズ自治会 防災委員会 − 河西英彦、米岡美智枝、横山清文、今井智子 B横浜災害ボランティアネットワークについて 〜熊本地震応援派遣から感じた課題を中心に − 吉嵜智洋 C消防団の取組 − 三村英明、三浦大 D地域の初期消火力向上に向けた取組 − 大西勝 E横浜市水道局における震災対策 〜自助による飲料水の備蓄と共助による応急給水〜 − 寳子山豊 8 自助・共助・公助に関する取組〜行政が取り組む備え @公助の取組の実態 − 和知治 A横浜市の自衛隊との連携強化2016 − 三原光明 9 熊本地震で見いだされた新たな課題や望まれる支援 @熊本地震等の避難者対応から考える、首都直下地震への備えについて 〜熊本市の避難所調査の結果を中心に〜 − 石川永子 Aレポート 熊本地震派遣職員報告会の内容を受けて − 大矢直 10 自助・共助を支える行政の役割 − 鈴木卓、和知治 〈調査研究レポート〉 @横浜市の地域医療構想 〜年を重ねても安心して医療を受けられる横浜に〜 − 橋幸男 A慢性期病床の機能向上及び病床転換における行政支援に関する考察 − 松村健也 総目次 編集後記  今回の発刊に当たっては、障害当事者の方やその御家族の方、本市の取組に参加していただいている市民の方、学識経験者の方など、多くの方々に多大な御協力をいただきました。また、健康福祉局障害企画課をはじめ多くの部署の方々に御協力をいただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。  「共生社会」や「社会」というと、あまりにも大きくて何か自分からは遠いこと、無関係なことのように感じてしまいますが、「社会」を構成しているのは個人であり、私たち一人ひとりの意識や行動、身近な出来事の積み重ねが社会をつくっていくのだと、今回の編集を通して改めて思いました。そして、街なかで、バリアを目の前にしている人、困っている人がいたら、周りの人が当たり前のように声をかけ、ちょっとした気遣いをする。自分の住んでいる街がそんなやさしい街であったら、うれしくて、なんか誇らしい。そのようなことも思いました。今回の特集が、「障害」や「共生社会」というものを考えていただくきっかけとなれば幸いです。(小川)  今回、初めて調査季報に関わらせていただきました。障害に関係する業務の経験も無く、これまで障害のある方との関わりも無かった私にとっては、作成を通して、障害のある方や関係者の方から直接お話を伺う機会をいただけたことは、とても貴重な経験だったと感じています。また、障害のある方との対話が広がり、障害に対する理解が深まることで、自然と合理的配慮ができる社会の実現のために、少しでもこの調査季報がお役に立てるような存在になればと思っています。(雨宮) 2017年12月発行 横浜市政策局政策課 〒231-0017 横浜市中区港町1−1 電話 045−671−2028 ファックス 045−663−1225