広報よこはま2、3ページ 2024(令和6)年9月号  No.907 もっと住みやすい、もっと暮らしやすい ヨコハマをめざして 横浜市は、市民の皆さんがいつまでも安心して暮らせるよう、「子育て」「公園」「防災」「快適な生活環境」などを重視したまちづくりを進めています。 藤が丘駅周辺 安心で健康なまちの先端モデルに生まれ変わる 藤が丘駅前周辺は、整備から50年以上が経過し、駅前の大学病院や周辺施設の老朽化が進んでいます。今後は、「病院・公園・駅前施設」が一体となり、より安心で健康に暮らせるまちを目指します。駅から病院・公園への歩行者アクセスは、バリアフリーに配慮した動線を確保します。 上瀬谷地区 本市初の広域防災拠点の整備で、災害に強じんな都市へ GREEN×EXPO 2027開催後の跡地には、「環境」と「防災」をテーマとする公園を整備します。公園は、大規模地震などが起きた場合に、「広域防災拠点」として、全国から集まる広域支援部隊(消防、警察、自衛隊等)の活動や、市内各避難所に救援物資をいち早く送り届けるための活動を支える拠点となる予定です。 問合せ 脱炭素・GREEN×EXPO推進局上瀬谷整備推進課 電話045-900-0594 ファクス045-550-4098 ゆめが丘駅・下飯田駅周辺 快適な生活環境の実現で、新たなまちの成長を ゆめが丘駅と下飯田駅の周辺において、駅前広場、公園、地域交流スペース、保育所等の住みやすい生活環境づくりに向けた整備に取り組んでいます。病院(2024年4月)や商業施設(2024年7月)等も順次オープンし、あらゆる世代の人々が集い、行き交う、新たな市西部のまちが成長しています。 災害に強いまちづくり 浸水対策を強化し、豪雨に備える 気候変動の影響による集中豪雨の増加に備えたまちづくりを市域で行っています。例えば、横浜駅周辺では、2004年の台風22号による豪雨で地下施設が一部水没するなど、甚大な浸水被害が生じたため、これと同等の降雨量にも対応可能な雨水幹線整備を行っています。 今後は、戸塚駅周辺の雨水幹線整備をはじめ、市域の浸水対策の強化を進めていきます。 綱島駅・新綱島駅周辺 歩行者にやさしい駅前空間の実現 綱島駅の周辺では、歩行者がバスやタクシーと交錯する危険や、駐輪場スペースの不足など、多くの課題がありました。 そこで近接する新綱島駅の開業にあわせ、新たにバス停を整備することで、歩行者環境の早期改善と駅前の混雑緩和を図っています。 問合せ 都市整備局綱島駅東口周辺開発事務所 電話045-531-9600 ファクス045-531-9605 中山駅周辺 ゆとりある駅前広場で、歩行者の安全確保とにぎわいの誘導へ 中山駅南口では、駅前広場に進入する車両の往来と狭小な道幅により、歩行者と車両の動線が入り組んでおり、歩行者の安全性確保と渋滞の緩和が長年の課題となっています。 ゆとりある駅前広場の整備および歩行者空間の充実で、安全性を高めると共に、駅前へのにぎわい誘導にもつなげ、快適な生活環境の実現を目指します。 星川駅・鶴ケ峰駅周辺 踏切ゼロで、渋滞や事故のないまちに 星川駅・天王町駅付近では、「開かずの踏切」が9か所あり、ピーク時には1時間あたり40分以上も閉まることから、毎日の朝夕は車両が長い列をなし、子どもの歩行や、救急・消防の緊急車両にも影響が及んでいました。線路の高架化により計9か所の踏切を除却して、交通渋滞の解消と歩行者の安全性向上が実現しました。現在は、鶴ケ峰駅付近で地域交通の円滑化を図る事業に取り組んでいます。 道路ネットワークの強化 横浜北線・横浜北西線の開通により、保土ケ谷バイパスのみだった東名高速へのアクセスが大幅に向上して、平時の交通渋滞の解消や、事故・災害時に物資輸送する道路ネットワークの強化が実現しました。現在は、横浜市南部地域における東西のスムーズな移動や、災害時などの物流機能の向上を目指し、圏央道(横浜環状南線・横浜湘南道路)の整備を行っています。 問合せ 都市整備局企画課  電話045-671-3749 ファクス045-664-4539 ※上瀬谷地区、綱島駅・新綱島駅周辺については各記事問合せ先まで。 掲載事業以外のまちづくり 二ツ橋北部三ツ境下草柳線等沿道地区第1期・第2期地区、 鶴ヶ峰駅北口周辺地区、 上大岡C北地区、 関内駅周辺地区、 横浜駅周辺地区、 新横浜駅南部地区、 東高島駅北地区